まっつん◆SW1/SWF8io が再起動するようです

ブログを使って日々勉強するよ!

Oculus Riftペラいち説明書(メモ用)

OcuFes体験者に「Oculus Riftとは何ぞや?」って部分をザックリと説明するためのペラ1枚の説明書っていうつもりで書いてたのに、A4用紙1枚じゃ収まりきらないっぽい物量になってしまった・・・w とりあえず推敲晒し用にブログ上にドキュメント仮置きしておきますので、@n_mattunまで突っ込みをお願いします。

A4用紙1枚にまとめたpdfできました、こちらからダウンロードできます

用紙表面

Oculus Rift(オキュラスリフト ※)とは?

超高精度のヘッドトラッキング機能と3D表示機能がついたヘッドマウントディスプレイ(HMD)です。自分の頭(首)の動きと、HMD内で映る3D世界のカメラの動きが同調することにより、あたかも【自分が仮想世界内に存在している】ようなバーチャルリアリティ体験(VR体験)ができる、素晴らしいガジェットです。 

※機器自体の正式名称は『Rift』ですが、国内では「Oculus Rift」または「Oculus」という呼称が一般的です。本紙では「Oculus Rift」で統一しています。

 

本体の基本機能説明は以上です。が、実際に体験した方なら言葉では伝わりきれない感情をいっぱい持ってると思いますので、ぜひその感想を友達に伝えてくださいw

 

Oculus Riftをかぶるとどんな体験ができるの?

アニメやマンガの世界にそのまま入り込めたり、会うことができなかった「俺の嫁」に会いにいけたり、バンジージャンプ、乗馬体験といった現実でそうそう簡単には体験できないコンテンツの仮想体験や、現実では絶対にできない「重量級ロボットのコックピットに乗って戦う」や「空を自由に飛び回る」といった仮想体験ができるようになります。


■でも、お高いんでしょう?

Oculus Rift本体の値段は$350、送料や関税込みで約5万円弱です。それプラス、それなりのスペックのPC本体1台で、むしろこっちの方が高くつきますw が、その合計金額で未体験の近未来が買えるのであればハッキリ言って安いもんです(※)。購入はOculus VR社の公式サイトでできますが、現在販売されているものは「Development Kit(開発者版)」なので、PCに詳しくない方は製品版まで待った方が無難です。それでも今回の体験で「そんなの待ってられない!」となった方は、先日発売されたこちらの書籍

 

Oculus Riftでオレの嫁と会える本 UnityとMMDモデルで作る初めてのバーチャルリアリティ: 桜花一門, ゆーじ

http://www.amazon.co.jp/dp/4798137464


に購入の手順、最初のセットアップ、WEB上で配布されている無料アプリ紹介、さらには自作ダンスアプリの作り方まで丁寧に書いてあるので、こちらを読みながらの購入をお勧めします。MMDモデルを用いたアプリを作成、公開する際は、必ずモデルに同梱されたReadmeや配布サイトの利用規約、モデルキャラクターのライセンス等をよく読み、記載条件を遵守するようにしてください)

※もっと安いVR機として、手持ちのスマホHMD代わりにするカジュアルなHMDキット「ハコスコ」というものもあります。3D表示には対応していませんが、なんとお値段たったの1000円!

 

■Oculus Riftを楽しむために必要なPCのスペックはどのくらい?(入りきらないのでトル)

CPUはi5クラス、メモリは8Gもあれば問題ありませんが、グラフィックボードは万単位のものが【ほぼ必須】です。ノートPCでもモバイル用のグラフィックボードが載っていればそれなりに動きますが、将来的な拡張に不安があります。ゲーミングPCブランド「G-tune」と共同で『OcuFes監修PC』を提案しているので、これを機にPCの新調を考えている方はご一見ください。

OcuFes監修PC |G-Tune

http://www.g-tune.jp/ws_model/ocufes/

 

■Oculus RiftのようなVR機って他にもあるの?(入りきらないのでトル)

あります、以下いくつかご紹介。 

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・[未発売] Project Morpheus(プロジェクトモーフィアス)

現在ソニーが開発している、Oculus Riftとまったく同じコンセプトのVR機。PCではなくPS4に接続する想定で開発されており、完成したらゲームメーカーによる良質のゲームがVRで体験できるようになることが期待されています。

・[日本未発売] GearVR
Samsung社とOculus社による共同開発で作られたVR機。本体にスマートフォン「GALAXY Note 4」をはめ込み、Oculus Riftと同様の機能を実現しています。機器の開発にあたってOculus社の技術力を結集したモバイル用のSDKが備わっているため、とてもモバイル機器とは思えないトラッキング精度が実現しています。 

・[発売中] ハコスコ
「もっとお手軽にVR体験を」を旗印に作られた、ダンボール組み立て式のVR機。GearVRと同じくスマホを本体に差し込み、スマホの加速度検知機能を使ってヘッドトラッキングを実現しています。対応コンテンツは同名のスマホアプリをDLすることにより体験可能。お手軽&安価にするために3D表示機能は無いが、値段(なんと1000円!)を考えれば充分。

スマホVRのハコスコ | 1000円で手軽にバーチャルリアリティ体験

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ほかにも国内外問わず、現在数多くのVR機が開発されている最中です。世はまさにVR大航海時代の幕開け・・・!

 

■なんか酔いそう

適切に開発されたコンテンツと動作環境であれば、基本、酔いません。(特に今回の展示だと、メイドさんの着せ替え体験は酔いはゼロでしょう)なお、OcuFesではひとりでも多くのユーザに快適なVR環境を提供できるよう、開発者が個人、企業の枠組みを超えてノウハウを共有し、ソフト、ハード、さらにはUX(体験スペース)という多方面で、様々な努力を行っています。

 

■OcuFes(オキュフェス)とは?

・日本全国民、1億人にVR文化を体験させる
・VR作家に発表の場と発表の喜びを与える
・VR作家達の知識や人脈のハブとなり、VR文化をもっと加速させる

 

この3つを柱とした、パーソナルVRという新しい文化を支える開発者団体です。

URL:http://www.ocufes.jp/ 代表:桜花一門( @oukaichimon

文責:まっつん◆SW1/SWF8io ( @n_mattun ) 

 

用紙裏面(両面印刷できたらw)

■VR機を使った代表的な作品って何がある?

・まさにアニメそのまんまのSAO体験「ナーヴギアデモ」
リンクスタート! Oculus VRが「ソードアート・オンライン」のナーヴギアデモを公開 - ファミ通.com

http://www.famitsu.com/news/201407/04056592.html

 

進撃の巨人 序盤の名シーンを追体験できる「進撃の巨人展 360°体感シアター 哮」
巨人のデカさがヤバすぎる! 『進撃の巨人展』でOculus Riftをかぶってきた - 週アスPlus

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/278/278687/

 

・気分はジョッキー VRアトラクション「Hashilus(ハシラス)」
超会議3:Ocufesチームが乗馬ゲームHashilusを出展。Oculus+乗馬マシンで仮想荒くれ馬にライド - engadget

http://japanese.engadget.com/2014/04/27/3-ocufes-hashilus-oculus/

 

・ミクさんと握手「MikuMikuAkushu(ミクミク握手)」
何この未来! “初音ミクの握手会”がVRメガネと感触インタフェース装置で実現したぞ - ねとらぼ

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1309/27/news070.html

 

・ミクさんと添い寝「MikuMikuSoine(ミクミク添い寝)」
MikuMikuSoine(ミクさんと添い寝できるアプリ改)を作ってみた

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22268397

 

・女の子の部屋で家庭教師を体験「サマーレッスン」
Project Morpheusで『サマーレッスン』が体験できる!
興奮、緊張……「ヤバい!」の声続出のユーザー体験会をリポート【動画あり】 - ファミ通.com

http://www.famitsu.com/news/201411/29066814.html

 

筆者による「VR機の魅力が一見で伝わるであろう作品」という観点で
独断と偏見で選んでみましたが、VRアプリの総量からすると、ごく一部です。

他にも海外製で「日本を代表するアニメ映画監督が作った某子ども向け超有名映画の
『雨降りバス停で、すぶ濡れおばけがきたらあなたの雨傘を差してあげましょ』シーンの体験」なんていう、ものすごいアウトっぽいけどファンからしたら垂涎もののアプリもあったりします。